初めての登山靴
登山靴が欲しい!
けど、何を買ったら良いかわからない!
たとえ「スニーカー」を選んだとしても、
怪我せず、元気に下山出来れば結果的にその登山は正解だと思います。
ただ、とてもリスクの高い山行になると思うので、目的に合わせた靴選びが大切です。
購入の際は、店員さんと相談しながら選ぶのが良いと思います。
では、どうやって相談したら良いのでしょうか?
「季節」、「場所」、「工程」によって適した靴は変わってきますので、
一足で全てを補うのは難しいです。
最初の一足を購入する時はこんな相談をしてみて下さい。
季節 春夏秋のスリーシーズン
場所 長野県の燕岳(つばくろだけ)2763m
工程 日帰り、小屋泊
この条件を満たす靴が欲しいと相談すれば、ミドルカットからハイカットの靴を紹介してくれます。厚手の靴下を履いて試着し、違和感がないことを確認してから購入することをお勧めします。試着の際、「少しの気になる」が長時間負荷の掛かる登山では「大変なダメージ」に変わってきます。デザインよりもフィット感と履き心地を優先した方が身体に優しいです。
こうして選んだ一足があれば、
数百mの里山から3000mのアルプス日帰り、小屋泊まで幅広く対応出来ます。
@ほろがち燕岳
あと一ヶ月で夏山シーズンが始まります!
今から準備をしてみんなで楽しい登山が出来たら良いですね!
以下、自分の登山と靴についてです。
●日帰り登山①(最初の一足)
靴:SIRIO P.F.430
使い方:標高数百mの里山から3000mのアルプス日帰り
良かった所:幅広の足に対応しているところ。
(自分の足に合うのはSIRIOしかなくデザインを選ぶ余地なしでした。)
ビブラムソールなのでグリップも安心、ミドルカットなので怪我防止にも繋がりました。
登山を始めて「入門山」に記載されてる山をP.F.430で毎週のように歩きました。
この本に記載されている山では全く問題なく対応出来ていました。
「入門山」をほぼコンプリートすると、次はアルプスにチャレンジしたくなってきました。
少しずつ工程は長く、標高は高くなっていきました。
初めてのアルプスは日帰りで行けそうな「燕岳(つばくろだけ)長野県2763m」を選択。
ここでも、P.F.430は大活躍でしたので、日帰り(小屋泊)アルプスにも十分対応していると実感できました。
これだけ広い範囲に対応出来れば、
最初の一足としては十分だろうと実感し、今の判断基準になっています。
●テント泊登山
靴:SIRIO P.F.630
使い方:2000~3000mアルプステント泊
良かった所:P.F.430よりも固く、重い荷物にも負けずに足を守ってくれるところ。
やがてテント泊をするようになり、初めはP.F.430を使用していましたが、約15kgの荷物を背負うテント泊の場面では靴が柔らく捻挫の不安や足への衝撃が大きくなりました。また、荷物が重い分ソールの擦り減り方も早かったです。P.F.430は2年間頑張ってくれて、次の一足は下の条件で選び、今も活躍してくれています。
季節 春夏秋のスリーシーズン
場所 アルプス
工程 テント泊(長くて2泊)
●日帰り登山②
靴:THE NORTH FACE ヘッジホッグファストパックライトⅡ GORE-TEX
使い方:日帰り登山①と同じ
良かった所:軽いところ。
全ての山をテント泊用の靴で歩くには重過ぎるので、ビブラムソールのトレッキングシューズを選ぶことでグリップをキープしたまま軽さを優先しています。代わりにくるぶしが丸出しなので防御力を犠牲にしました。これも現役で活躍してくれています。
いとぱん
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