夏山、テン泊して星空を撮ろう
星空撮影は難しくない
星景写真は加工してナンボ
梅雨が明けるといよいよ夏山シーズン。
1日の行動時間が長くなるので、テン泊や小屋泊で縦走を企画する方も多いのでは?
今回は泊まりならではの山の魅力、満点の星空を撮影する方法をご紹介します。
星空撮影というと、少し難しく思うかもしれませんが
実は、
一眼レフと三脚があれば簡単に撮れます!
星をただ写すだけなら簡単
まずは機材
一眼レフ→ ミラーレス、マニュアル設定ができればコンデジでも撮影可の場合あり。
三脚→ 三脚はなくても固定できていれば、台の上に置いておくだけでも撮影可。
ふつうに一眼を持っていれば撮影可能ですが、問題は設定。普段オートで撮っている人にとっては、これが一番ムズイかもしれません。
とりあえずマニュアル撮影
理屈分からないけど、とりあえず撮ってみたいという方は、以下の設定にして星空に向けてシャッターを切ってみてください。
絞り(F値)・・・一番低い値(F1.4、2、2.8、4・・・)
シャッタースピード・・・15秒
ISO感度・・・2000
補足
ズームレンズを使っている人は一番広角側にする
AF(オートフォーカス)を解除してMF(マニュアルフォーカス)にして無限遠∞に合わせる
色んな撮影条件があるので、一発で完璧を目指さないでください(笑)
この設定で撮れた写真を見て、微調整が必要になるはずです。
明るすぎれば暗くする、暗すぎれば明るくするよう設定を変える。
どうやって微調整するか
500ルールというものがあります。これは星が点で写る適正(限界)の時間と言われています。
500 ÷ 焦点距離(35mm換算)= 露出時間
自分の使っているカメラ、レンズを考慮すれば自動的にシャッタースピードと絞りが決まりますね。
なので、ISO感度で微調整をする。
上げすぎるとノイズがかなり乗ってしまうので注意が必要。
このルールがよく分からんって人は、とりあえずISO感度を上げたり下げたりして調整してください。
星景写真を撮ろう!
星空撮影ができるようになったら星景写真(星空+風景)を撮ってみよう。
星空だけなら下界でも撮れます。より印象的な写真を撮るためにはテントとセットで撮ったり、山の稜線や下界の夜景を入れたり、山で星を撮った感を出しましょう。
私の星景写真の師匠は「加工してナンボ」と仰っていました(笑)
というのも星景写真の世界では、合成写真は普通の技術です。
それと夜はこんな写真を撮るのも楽しいですよね
いとけん
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